この記事では、0~1歳児と山登りやハイキングにいく際に必要なものや、あると便利なグッズについて紹介します。
私も出産前はよく夫と北アルプスや雪山登山などにでかけていましたが、子どもが生まれてからはめっきり行く機会が減っていしまいました。
しかし、我が子が0歳6ヶ月を過ぎてくらいから近場の低山や川沿いのハイキングコースなど、手軽に行ける場所へ少しづつ足を踏み出すようになりました。
1歳半になる我が子はもう自分の足ですたすたと歩き、とっても嬉しそうにハイキングを楽しんでいます。
「子どもが生まれる前は登山が趣味だった」「赤ちゃんと一緒にハイキングがしたい!」
そう思っていても、大人だけで行くのと赤ちゃんと一緒とでは何が必要なのか、どんなことに気を付ければよいか悩んでしまいますよね。
ここでは私の実体験に基づきながら、お子さんと一緒に山登りハイキングに行きたいパパやママのために便利なグッズを紹介していきます。
最後にはもちもの一覧表もあるので、是非役立ててくださいね。
それではさっそく本題です。
これだけは揃えよう!絶対に必要なグッズ6選
実際に赤ちゃん連れで山登りハイキングに行って「必要だった!あってよかった!」というグッズを6つ紹介していきます。
1.ベビーキャリア or 抱っこ紐
小さいお子さんとの山登りを考えている場合は、これは絶対にあったほうがいいです!!
ベビーキャリアは赤ちゃんを乗せるところがついているザック(登山用リュック)で、上部分に赤ちゃんを乗せる、下部分は荷物を入れる仕様になっています。
ネットやアウトドア用品店で購入できますが、実店舗で見たほうが絶対にいいです!
実際に赤ちゃんを乗せて試着ができるし、使い方もその場で実際に丁寧に教えてもらえるのでおすすめですよ。
簡単なハイキングなら抱っこ紐でも問題ないのですが、実際に抱っこ紐で登ると結構つらいです。。
登坂や階段もある中ずっと抱っこ紐をしていると相当腰に負担がかかる上、万が一転んでしまった場合前に抱っこしている赤ちゃんも危ないですよね。
また、夏場など汗をかきやすい時期だと、赤ちゃんと密着する部分がものすごく暑くなってしまうので親子ともに負担になってしまうかもしれません。
もし夏場に抱っこ紐を使用する場合は、メッシュ素材を選ぶ、間にタオルで巻いた保冷剤(凍らないタイプ)を挟むなどして暑さ対策をするといいですね。
ベビーキャリアなら肩と腰と両方で支えるので、腰への負担もかなり軽減されるので本当にリュックを背負って歩いている感じです。
なので我が家では、簡単なハイキングの時でももっぱらベビーキャリアを活用しています♪
2.登山靴(大人)
赤ちゃんを背負う人は、スニーカーなどではなく登山靴をおすすめします!
ハイキングコースや登山道は思いのほか滑りやすく、特に下り坂や階段などでは靴の中で足が動いてしまい、靴ずれや転倒の危険もあります。
実際に我が子を背負ってハイキングに行ったとき、主人は登山靴、私はスニーカーを履いていったら見事に私だけつるっと滑ってしりもちを打ってしまった経験もあります。
「背負っていたのが夫でよかったね~!!」と二人で笑って話していましたが、ほんと登山靴を履いていてよかった!と思った瞬間でした。
もし新たに登山靴を買おうかな?と思っている方は、ソールに厚みのある靴を選ぶと良いでしょう。
赤ちゃんを背負うとなると普段の荷物+赤ちゃんの体重により結構な重さになるので、ソールが厚めの方が足裏の負担を軽減してくれます。
数万円するような本格的な登山靴でなくても、スポーツ用品店などで安価で手に入るものもあるので色々見てみてください。
ちなみに私はアウトレットの某アウトドアショップで7000円で購入したものを8年ほど履き続けていますが、未だ現役です!
3.子供用虫よけ・日焼け止め
夏から秋までは虫よけは必須です!
「なんであんなに赤ちゃんばっかり狙うのか!?」って思うほど、めちゃくちゃ刺されます。
我が子もよく蚊に刺されるのですが、一回刺されたら水膨れのように腫れてしまって数週間たっても跡がきえなかったりなかなか厄介ですよね!!
我が家は「アロベビー UV&アウトドアミスト」というものを使っていますが、日焼け止めと虫よけが両方入っており、1回塗るだけでよいので楽だし便利です!
さらに無添加なので、キャンプやハイキング以外の散歩でもがしがし使っています。
可愛い我が子のお肌もしっかり守ってあげましょう♪
4.赤ちゃんをおろすためのマット
おむつ替えや休憩で赤ちゃんをおろすときに使います。
レジャーシートでは地面がゴツゴツしていると薄くて少し心もとないので、我が家では折り畳み式のスリーピング用マットを使用しています。
キャンプ用のマットって結構大きくてぶっちゃけ邪魔なんですが、あるとないとではやっぱり赤ちゃんの快適度は違います!
軽量化を図るなら銀マットなどでもいいですが、赤ちゃんが寝転んでも痛くない厚さのものの方が、赤ちゃんも快適に過ごせますね。
5.雨具
急に雨に降られることもあるので、たとえ天気予報が晴れだったとしても雨具は常備しておきます。
ベビーキャリア用の雨具を使用したり、抱っこ紐の場合はベビーレインケープや抱っこしながら使えるレインコートを使うと良いでしょう。
6.赤ちゃん用防寒着
赤ちゃん用の防寒着は夏でも1枚持っていく方が良いです。
紫外線や虫刺されから身を守ってくれるし、標高が高いところでは思いのほか気温が低かったり風が強かったりします。
夏場だとウインドブレーカーのような薄手の長袖、春秋などは少し厚めの長袖がいいですね。
冬場はダウンのつなぎを着せていました。
赤ちゃんはベビーキャリアに乗ってじっとしているだけなので、大人が思っている以上に寒さを感じやすいため注意が必要です。
あると便利なもちもの4選!
絶対に必要!!というわけではないですが、我が家ではあると便利だったグッズを4つ紹介します。
1.プレイウェア
プレイウェアとは砂遊びや外遊びなどで服に砂や汚れが付かないようにするためのカバー服です。
外遊びや散歩のときにも服の汚れを気にせず遊ばせられるので、我が家では外遊びには欠かせないグッズの一つです。
特にハイキングコースや登山道などは湿った場所も多いので、転んだり膝をついたときに泥がビチャ!なんてこともあるあるです。
防水性のあるプレイウェアなら泥でも土でも怖いものなし!下山したらぱっと脱がせられるので着替える必要もありません。
2.シリコーン保存バッグ
「冷たいご飯はお断り」と言わんばかりに、冷たいままの市販のベビーフードを食べないことってありませんか!?
お店だったらレンジで温めてもらえるのですが、アウトドアなど野外ではそうもいきませんよね。
そんな時にめっちゃ便利と思ったのが、このシリコーン保存バッグです!
このシリコーン保存バッグ、密閉できるのでベビーフードを湯煎で温めることができます。
市販のベビーフードはパウチタイプでも容器タイプでもどちらも可能ですが、パウチは薄いのですぐ温まりますが、容器は温まるまで少し時間がかかりました。
お湯をいれて口をしめてだいたい5分くらいで全体が温まったかな?と思います。
ただ、お湯の温度も関係してくるので心配な場合は長めに時間を見ておくといいですね。
このシリコーン保存バックは100円ストアでも手に入ります。
ちなみに私はダイソーで購入(330円)しました。
3.子供用ハーネス
我が家は使っていませんが「次から欲しい!」と思ったものがこの子供用ハーネスです。
子供の道路飛び出し防止などに用いるアイテムですが、山でもとっても役に立ちそうです。
前回の子連れハイキングで1歳の我が子は自分で歩いていたのですが、細い一本道だから大丈夫だと安心していたら道のすぐ横が急な斜面!
手をつなごうにも、自分で歩きたい息子は一人でずんずん進んでいってしまい、ひやひやしながら見守っていました。
好奇心旺盛タイプなのか絶対に手をつないで歩いてくれないので、町でも山でも使いたいグッズの一つです!
4.子供用の軽食
昼食とは別に、手を汚さずぱっと口にできる軽食があると重宝します!
我が家の1歳の息子は1日中ずっと食べ物を欲しがる食べ盛り真っ只中。
ハイハインのような軽いおせんべいはまったくお腹の足しにならないのか一瞬でなくなり、また次をほしがります(笑)
お菓子の食べさせすぎも気になるので、そんな時はバナナや食パンなどを与えるようにしています。
バナナは丸ごと持参、パンは一口大に切ったものをジップロック等にいれておくとサッと取り出し簡単に食べられるので便利ですよ。
もちもの一覧 【チェックリスト付】
赤ちゃんと山登りハイキングに行く際のもちもの一覧表をこちらにのせておきます。
準備の際のチェックリストとしてお使いください♪
赤ちゃんと行く!山登りハイキングのもちものチェックリスト
【大人の持ち物】
□ ベビーキャリアor抱っこ紐
※抱っこ紐の場合はザックも必要
□ ベビーキャリア用レインカバー
□ 登山靴
□ レインウェア(雨具)
□ 防寒着
□ トレッキングポール(必要であれば)
□ タオル
□ ゴミ袋(ジップロックタイプが便利)
□ ティッシュ
□ 日焼け止め・虫除け
□ 飲料水
□ 昼食など
【子供関係のもちもの】
《衣類関係》
□ 子供用虫除け・日焼け止め
□ 着替え(上下、肌着、靴下)
□ 防寒着
□ 帽子
□ 子供用雨がっぱorベビーレインコート
□ 履き慣れた靴
《おむつ関係》
□ おむつ
□ おしりふきシート
□ おむつ用ゴミ袋
□ おむつ替え用マット(厚手)
《食事関係》
□ ベビーフードなどの食事
□ シリコーン保存バッグ
□ 魔法瓶(お湯入り)
□ スプーン類
□ バナナやパンなどの軽食
□ 水筒
□ 予備のペットボトルお茶
□ 食事エプロン
□ 除菌シート
□ おやつ
□ 汚れたものを入れるビニール袋
□ レジャーシート(薄手)
《授乳・ミルク関係》
□ 授乳ケープ
□ 粉ミルク
□ 哺乳瓶(できればプラスチックタイプ)
□ 魔法瓶(お湯入り)
□ 湯冷まし用の水
まとめ
今回は「初心者でも大丈夫!0~1歳児と山登りハイキングする時のもちもの【一覧付き】」と題して、赤ちゃんと山登りハイキングに行くときに必要なものや便利なグッズについて紹介してきました。
赤ちゃんと登山・ハイキングにでかけるからといって特別に必要なものは意外と多くありません。
命を守るために最低限必要なもの、あとは普段のおでかけのもちものを組み合わせれば気軽にアウトドアにでかけれます。
赤ちゃんとの登山・ハイキングデビューに役立てていただき、楽しい思い出を作ってくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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