この記事では、おうちでも簡単に作れるグラデーションキャンドルの作り方を紹介していきます。
おうち時間も増え、特にお子様のいるご家庭では家で何をしようか悩んでしまいますよね。
また、増えたおうち時間で「新しく何か趣味を始めたい!!」と思っている方も多いのではないでしょうか?
そんな時キャンドル作りに挑戦してみてはいかがですか?
ここでは、100円ショップでも手に入る材料や道具で、おうちで簡単に作れる方法を紹介していきます。
では、さっそく本題です。
キャンドル作りの準備をしよう
100均で揃うグラデーションキャンドルの材料・道具の一覧はこちらです!
材料
![](https://nsunelma.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_6933.jpg)
- パラフィンワックス(100均のろうそくでOK)
- 芯 or タコ糸(100均のろうそくの場合はついているものでOK)
- 油性クレヨン or 顔料 or 染料
- 紙コップ 4つ
- サラダ油
- ねんど
※今回は紙コップ200mlに対しワックス(ろう)を150g程度使用しました。
道具
![](https://nsunelma.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_6931.jpg)
- 割りばし 2~3本
- ろうそくを溶かす用のボウル or 鍋
- 湯煎用の鍋
- IHクッキングヒーター or コンロ
- 電子温度計 ※キャンドル用として用意する
- ステンレストレイ
- カッターナイフ or はさみ
- キッチンスケール
- 軍手(鍋やボウルを持つ際のやけど防止のため)
- 穴をあける道具…きり or コンパスの針 or 竹ぐし等
- ガムテープ
- 掃除用のティッシュやトイレットペーパー
準備
①作業する机に新聞紙を敷く。
②100菌のろうそくの場合は、中の芯がちぎれないように気を付けながらポキポキと折って、チャンクブロック用50gとグラデーション用150gに分けておく。
折るときに中の芯がちぎれないように注意しましょう!
③コンロの場合は湯煎用の鍋に水を入れてその中にろうを溶かす用のボウルをセットしておく。
IHの場合は直接ロウを溶かす用の鍋をセットしてもOK。
※ガスコンロに鍋で直接ろうを溶かすと、ろうの温度が急激に上がり発火する危険性があるので絶対にしない!必ず湯煎で溶かすようにしましょう。
④ステンレストレイに薄くサラダ油を薄く塗っておく。
サラダ油を塗っておくと固まったろうが型から外れやすくなるのでおすすめです。
⑤グラデーションにしたい色を2色選び、クレヨンを細かく削り、それぞれ紙コップに入れておく。
グラデーションキャンドルを作ってみよう
材料を溶かして色付けして固めるだけで、簡単にグラデーションキャンドルをつくることができます!
準備も整ったところで、さっそくキャンドル作りを始めていきましょう♪
チャンクブロック作り
まずは、型に溶かしたろうを流し込んだ時に素早く温度を下げるためのろうのブロック(チャンク)を作っていきます。
①ロウを溶かす用の鍋またはボウルにチャンク用のワックス(ろうそく)を入れ、ろうを溶かす。
![](https://nsunelma.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_6937.jpg)
強火で一気に溶かすと煙が出てしてしまうので、なるべく低温でゆっくり溶かしていく。
②芯を溶けたろうに1分ほど浸す。ろうそくの場合は溶けたろうそくの中から出てきた芯を使う。
浸し終わったら割りばし等で引き揚げ、ティッシュで軽く拭いておきましょう。
![](https://nsunelma.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_6941-1.jpg)
③温度計でろうの温度を計り、80度程度になったら油を塗ったステンレストレイに流し入れる。
④平らなところで冷まし、完全に固まったらトレイから外して1cmくらいの大きさに割っておく。
![](https://nsunelma.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_6938-1.jpg)
固くて手で割りにくい時ははさみバキバキ切っていって大丈夫です。
グラデーションキャンドル作り
チャンクブロックの用意ができたらいよいよグラデーションキャンドルを作っていきましょう!
①油を塗った紙コップの底に小さな穴をあけ、片方を丸く結んだ芯を通して粘土でしっかり蓋をし、裏からガムテープで張り付ける。念のため紙コップを重ねておく。
![](https://nsunelma.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_6870-1.jpg)
![](https://nsunelma.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_6901-1.jpg)
![](https://nsunelma.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_6902-1.jpg)
![](https://nsunelma.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_6940-2.jpg)
しっかりと穴をふさいでおかないと注いだろうが染み出してくるので気を付けましょう!
②ロウを溶かす用の鍋またはボウルにワックスを入れ溶かし、85度程度になったらクレヨンを入れた紙コップに半量ずつ入れる。
![](https://nsunelma.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_6945-1.jpg)
③クレヨンの溶け残りがないようにしっかりと割りばしで混ぜる。
色が薄い場合は、好みの濃さになるまで削ったクレヨンを足すと良いです。
④芯を通した紙コップに1色目のろうを注ぎ、水面からでるくらいまでチャンクブロックを入れる。
![](https://nsunelma.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_6957-1.jpg)
![](https://nsunelma.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_6964-1.jpg)
⑤2色目のろうをゆっくりと注ぎ、今度は水面から出ないようにチャンクブロックを入れる。
![](https://nsunelma.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_6967-1.jpg)
![](https://nsunelma.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_6974-1.jpg)
※1色目と2色目の入れるタイミングが早すぎると混ざりすぎ、遅すぎる(1色目が固まってから)だと2層になってしまうので、タイミングに気を付けましょう!
⑥芯を中心でぴんと引っ張り、割りばしで固定する。
![](https://nsunelma.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_6975-2.jpg)
⑦完全に固まったら紙コップを破り、ろうそくをとりだして余分な芯を切ったら完成!
![](https://nsunelma.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_6984-1.jpg)
今回は100均のろうそくとクレヨンを使って作りましたが、キャンドル専用の顔料や染料を使ったり、専用のパラフィンワックスを使うとともっと透明感のあるキャンドルを作ることができますよ。
また、色の数を増やすともっとカラフルなグラデーションを作ることができるので、是非色々な方法で楽しんでくださいね♪
キャンドルを作った後の片づけ・お掃除の仕方をまとめた記事がありますので、こちらも合わせてご覧ください。
失敗しちゃった!でも違った味があっていい!!
グラデーションキャンドルを作る上で難しいのは2色目を入れるタイミングです。
2色目を入れるタイミングが早すぎると2色が完全に混ざってグラデーションになりません。
2色目を入れるタイミングが遅すぎると、今度は2色が入り混じらずにパキっと色が分かれてしまいます。
私も実はこのブログ用に作ったキャンドル、1回目は見事に失敗しました(笑)
![](https://nsunelma.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_7471-1024x768.jpg)
「青と黄色で真ん中が緑のグラデーションになればいいなぁ」と思って作ったのに、見事に2色が分かれてまるでミニオン!
でも、これはこれでまた違った味があっていい!
キャンドル作りの面白いところは、自分の想像通りに作るだけでじゃなくどんな風に完成するのか開けてみてからのお楽しみなところもあるんですよね♪
実際に型から取り出して「へぇ!こんな風になったんだ!」と新たな発見をすることもできます。
なので、何個か作ってみたりお友達や家族と一緒に作ってみたりしていろんなキャンドルを楽しんでみてください。
まとめ
今回は、おうちで簡単に作れるグラデーションキャンドルの作り方を紹介してきました。
専用の道具がなくても、道具や材料もすべて100円ショップで手に入れることができますし、簡単にキャンドル作りを楽しんでいただけると思います。
雨で1日退屈な時やお子様の長期休暇や作品つくりなど、是非ご家族でお手製のキャンドル作りに挑戦してみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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