本格的にキャンプを始めよう!と思っていてもいろんなメーカーでたくさんの種類のテントが販売されているので、どんなテントを選べばいいか悩んでしまいますよね。
テントといえど値段は様々、ファミリーテントとなると結構なお値段もするのでしっかりと下調べして購入したいところです。
ここでは、ファミリーキャンプデビューやファミリーキャンプ初心者の方に向けて
- 子連れファミリー向けのおすすめファミリーテントの種類
- 絶対外せないファミリーテントの選び方のポイント4つ
- 人気メーカーのおすすめのファミリーテント7選
といった内容を紹介していきます。
この記事を読んでポイントを押さえておけば、子どもも大人も快適にキャンプができるテントを選ぶことができますよ。
楽しいファミリーキャンプにするため、自分たちに合った素敵なファミリーテントを選んでいきましょう♪
子連れファミリー向け!おすすめのファミリーテントの種類はこれ!
小さな子連れの方でファミリーテントを選ぶなら2ルーム/トンネル型のテントをおすすめします!
子連れキャンプの場合、小さな子どもを見ながらテントと別でタープを張るのはなかなか大変ですよね。
なので、寝室とリビングが一体になっている2ルーム/トンネル型タイプのテントがとても便利で過ごしやすいです。
タープを立てなくても屋根のあるリビングスペースでくつろぎ、焚火をする場合は屋根のない外で過ごす、衣類などの荷物は寝室にまとめて置いておくなど、使い分けがしやすいのも特徴です。
テントにはいくつかの種類がありますが
- ドーム型
- 2ルーム/トンネル型
- ティピー/ワンポール型
- ロッジ型
のように分けられます。
ドーム型、ティピー/ワンポール型、ロッジ型は居住スペースが1つになるので、寝室1室のみという場合が多いです。
その場合、テントの外にタープを張ってリビングを別に作るという形になりますよね。
小さな子どもの相手をしながらテントを張って、タープも張って…なると作業も増えるし時間もかかるしなかなか大変です。
ちなみに我が家は子どもが生まれる前は「ピルツ9DX」というワンポール型のテントを使っていました。
しかし、真ん中にポールがあるのが邪魔であんまり活用されることがないまま終わってしまいました。
特に家族で使う場合だと、真ん中にポールがあることで寝具がうまく敷けない問題に悩まされるかもしれません。
なので、子連れでファミリーテントを選ぶなら2ルーム/トンネル型のテントにしておけば間違いないでしょう。
ファミリーテントの選び方!絶対外せないポイント4つ!
ここではファミリーテント選びの時に絶対注目しておきたいポイントを4つ紹介していきます!
- テントの張りやすさ
- 虫対策
- テントの機能や素材
- テントの重量
見た目やブランドなんかもすごく気になるところですが、子連れの場合はそれ以上に気を付けたいのがこの4つです!
それでは1つずつ具体的にポイントを見ていきましょう!
ポイント①張りやすさは大事!
子連れファミリーキャンプでは、「大人1人でも張れるファミリーテントかどうか」これが重要になってきます!
子どもが大きければ自分たちで遊んでくれている間に設営できますが、まだ小さい子どもだと目が離せなくて両親のどちらかが見ていなければなりませんよね。
2ルームテントの場合、かなり大きいテントになるので1人でファミリーテントを張るのはなかなか苦労するでしょう。
なので、一人でも簡単にサクッと張れるファミリーテントを選びましょう。
ドーム型の2ルームテントはポールをクロスして通し、テントを起こしながらポールをセットしていくので1人で張るには難しく、少しコツがいります。
私も一度張ったことがありますが、1人ではとても無理で結局大人3人がかりで張りました。
その点、トンネル型のテントの場合は先にすべてポールを通してセットしてからテントを起こすので1人でも簡単に張ることができます。
トンネル型のテントを主人が1人で初張りした時は30分かかりましたが、2回目以降は半分の時間で張れるようになっています。
お気に入りのテントを見つけたら、動画などでテントの張り方を検索したり実際にアウトドアショップに行って店員さんに設営方法を実演してもらったりするとよいでしょう。
大人1人でも張れるファミリーテントかどうかを事前にチェックしておこう!
ポイント②虫対策は必須!!
虫対策でのテント選びのポイントは「入り口にメッシュがついているか」「テントの裾にスカートがついているか」です!!
キャンプは夏場や秋の初めに行くことが多いですよね。
夏場のキャンプ場なんかは、それはもう自然の虫がわんさかです。
日中はさほど気にはならないのですが、夜になってテント内にランタンなどを吊るしていると、明かりを求めて虫がどんどん寄ってきてしまいます。
せっかく楽しくキャンプ時間を過ごしているのに、テントの中に虫が入ってしまったり寝ているときに周りを飛んでいたら最悪ですよね!
なので、ファミリーテントを選ぶ際は、メッシュパネルとスカートがついているかを確認しましょう。
入り口にメッシュパネルがあると、風通しはよく、さらに虫の侵入を防ぐことがができます。
テントの裾のスカートというのは、テントと地面の隙間を埋めるカバーのようなものです。
このスカートがあることによって、地面を張ってくる虫の侵入を防ぐことができます。
全てのテントにこういったオプションがついているとは限らないので、虫が苦手な方はテント選びの時に注目してみるといいですね。
ファミリーテントに「メッシュパネル」と「スカート」がついているかを確認しよう!
ポイント③時期や気候に合っている?素材や機能をチェック!
ファミリーテントを選ぶ時に、自分がキャンプしたい季節や気候を考えて機能性を選ぶようにしましょう!
夏場にしかキャンプしない方は、風通しをよくするために全面の入り口にメッシュがついているテントがおすすめです。
逆に冬場にキャンプをしたいと思っている方は、ポリコットン製の厚めの素材であったり、地面からの冷気の侵入を防ぐスカート付きのタイプがおすすめです。
また、急に雨に降られた時のことも考えて、耐水性の高い素材を使っているかも確認しておくと良いでしょう。
どんなキャンプをしたいか想像しながら、その気候にあった素材や機能のテントを見つけていきましょう。
キャンプをしたい季節に合わせた素材や機能性のあるファミリーテントを選ぼう!
ポイント④重量チェックも忘れずに!
ファミリーテントを選ぶ際に、意外と見落としがちなのがテントの重量です。
「せっかく大きくて素敵なテントを買ったのに、重すぎて使うのが億劫!!」
そんなキャンパーさんも少なくはありません。
なので、必ずポールやシートなどを含めたファミリーテントの総重量を必ず確認しておきましょう!
ポリコットン製の生地は見た目も可愛く人気がありますが、コットンが混ざっているのでその分重量が増してしまいます。
また、雨に降られた場合もポリエステル製に比べると乾きにくく、さらに重くなってしまいます。
また、完全に乾いていない状態で片付けるとカビの原因にもなってしまうので扱いにくい素材ではあります。
自宅での荷詰め・現地でのテントの設営・後片付けなどの一連の流れを想定ながら、自分に合うテントを探してみましょう。
「重くて持てない」とならないように、ファミリーテントの総重量をチェックしておこう!
ポリコットン製は重く扱いが難しいので要注意!
おすすめのファミリーテント!人気のテントメーカー7選
ここではおすすめのファミリーテント、人気のテントメーカー7選を紹介していきます!
- Nordisk(ノルディスク)
- snow peak(スノーピーク)
- OGAWA(オガワ)
- SABBATICAL(サバティカル)
- DOD(ディーオーディー)
- Coleman(コールマン)
- LOGOS(ロゴス)
自分たちに必要なテントの機能性を確認できたら、あとは自分のお気に入りのメーカーを見つけていきましょう!
テントメーカーは日本製、海外製とたくさんの種類のものがあります。
その中でもキャンパーたちなら必ず知っている有名どころや人気のメーカーを順番に紹介していきますね。
Nordisk(ノルディスク)
シロクママークが目印のノルディスクは、ティピー型からトンネル型のテントまで様々な種類のテントを取り扱っています。
真っ白なコットン生地のティピー型テント「アスガルド」は、自然の中でもひときわ目出つ存在で、キャンパーの憧れ!
トンネル型のテントの最先端となった「レイサ」はおしゃれキャンパーさんもご用達の一幕です。
テントなのにのぞき窓がついていることと、4人用と2人用のインナーテントが2つ付いてくるのが特徴です。
唯一、メッシュとスカートがついていないのが残念なポイントです。
ちなみに2021年の3月に「レイサexp」というフルメッシュ+スカート完備の日本の気候に合わせたタイプが数量限定で発売されました。
その前はもともとのレイサにスカートがついた「レイサwith スカート」というものも販売されています。
こんな風に時々、特別版が数量限定販売されることもあるので、「レイサが欲しい!」と思っている方はホームページや取扱店をチェックしておくといいですね!
snow peak(スノーピーク)
国内アウトドアメーカー屈指のハイブランドのスノーピーク。
誰もが一度は憧れるメーカーではないでしょうか。
スノーピークは人数に合わせて様々な種類のテントを取り扱っています。
その中でも特に人気の「ランドロック」は大型のサイズでありながらフレームの強度も高い安心感のあるテントです。
かなりワイドな設計なのでリビングスペースにはテーブルとチェアを置いてもまだまだスペースが余るので、キッチンなんかも中に設置することができます!
大型テントでありながら1人で設営できるというのもポイントが高いです。
国内メーカーなので日本の気候に合わせた設計で、メッシュはもちろん外気や虫を防ぐスカートも完備、至れり尽くせりの一幕です!
デメリットを上げるとすれば、価格と重量が結構かさむので、憧れの存在でもありますね。
OGAWA(オガワ)
1914年創業の老舗アウトドアブランドのオガワテント。
一時のティピー/ワンポール型テントブームではピルツシリーズが大人気でした。
ティピー型以外にも大型タイプのテントも扱っており、「アポロン」や「ティエラ」といったトンネル型もファミリー向けにはおすすめです。
こちらも日本のメーカーということで、国内の気候や天候に合わせて設計されているのでフルメッシュ+スカートが完備されています。
オガワテントはフルインナーやハーフインナーといったインナーテントのオプションも豊富なので、家族の人数に合ったインナーテントを選べることも魅力です。
SABBATICAL(サバティカル)
なかなかマイナーなメーカーかもしれませんが、キャンパーの間ではものすごく人気のメーカーです。
特に「アルニカ」のテントはいつ見ても売り切れ状態で、再販になっても抽選販売がほとんどです。
流行りのトンネル型のテントにフルメッシュ+全面スカート付きで88000円と、10万円を切る価格なので人気が殺到しています。
アルニカはパネルの跳ね上げが可能になっているので、パネルを連結させてキャノピー(ひさし)として屋根にすることができるのも便利です。
ただ、重量が20.5キロとなっているので重さだけがネックとも言われています。
DOD(ディーオーディー)
インスタでもよく見かける、おしゃれキャンパーさんご用達のDOD!
このメーカーではトンネル型のテント「カマボコテント3」が人気商品で、こちらも抽選販売となっています。
日本の気候やキャンプ場の区画の大きさに合わせて作られたテントで、オールシーズン対応となっています。
カマボコテント3からフルメッシュ+スカート付きになったので、さらに使いやすく改良されています。
サイズがS・M・Lと人数に合わせて選べるのもいいですね。
お値段も55000円~80000円と手ごろな価格になっているので抽選販売で当選すればハッピーですね!
Coleman(コールマン)
「キャンプ用品といえばコールマン」と世界的に有名なブランドのコールマン。
スポーツ用品店などでも取り扱いが多く、目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
創業120年を超えるメーカーだけあって、テントだけでも100種類以上の取り扱いがあります。
2ルーム型のテントは8種類、ドームタイプとトンネルタイプとがあります。
その中でも「4Sワイド2ルームカーブ」は人気のテントで1人でも設営可能です。
また、天窓がついているという珍しいタイプのテントで、子どもと一緒に夜空を見ながら寝るという素敵な体験をすることもできますね。
こちらもオールシーズン対応でフルメッシュ+スカート完備です。
ただ、テントの総重量が24キロとかなり重めになっているのが難点です。
また、コールマンは知名度が高い反面、キャンプ場で結構かぶってしまう率が高いです。
LOGOS(ロゴス)
ロゴスはアウトレットやショッピングモールに入っていることも多いので、実物を見て購入できるのが大きな利点です。
数年前までは「ロゴスのテントと言えば黄緑!」というカラーだったのが、今では2ルーム型やトンネル型、ロッジタイプの2ルーム型と種類も豊富でカラーバリエーションもかなり多くなっています!
トンネル型テントの「グランベーシック エアマジック PANELトンネルドーム」は、なんとポールを使用せず、空気を注入したエアチューブで立ち上がるテントだそうです。
設営時間はたったの7分!驚異のスピードで設営・撤収時間を大幅に短縮してくれるのが魅力ですね!
ただ、フレーム部分が破損してしまうと空気漏れの原因になってしまうので、横からの衝撃には要注意ですね。
それにしても7分の設営時間はかなりの魅力!
近くにロゴスショップがある方は是非一度、店舗に見に行ってみてもいいかもしれませんね。
まとめ
今回は、「【ファミリーテント】選び方のポイントとおすすめのメーカーを紹介!」と題して、ファミリーテントの選び方のポイントとおすすめのテントメーカーについて紹介してきました。
数あるテントの中からどれを選べばいいか悩んでしまう時も、ここだけは押さえておきたいポイントがわかれば選択肢がぐっと絞れます。
せっかくのファミリーキャンプを家族みんなが楽しめるために、設営時間の短縮や虫対策はしっかりとしておきたいですね!
是非この記事を参考に、自分たちの家族に合ったお気に入りのテントを見つけてくださいね。
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